昨日小樽から札幌に戻りはしたが、
朝起きて小樽の画家の友人に近くに良い海はないか気になり、電話をかける、
飛行機に乗る前に少し時間があるの。
すると友人は銭函駅の目の前は海だと言われ、
朝早くホテルを出て電車で銭函駅を目指す。
東京都美術舘の新鋭展の6メートルの作品の海が全く決まらないからだ。
毎年いろいろな海に行っても、今目の前にないと何故描けないのか?
忙しくて想像だけで描き続けてもリアリティはない。
低気圧で荒れた、どこから陸でどこからが海か分からなくなる今日の銭函の海は、
また描く力を与えてくれた。