瀬島匠 アトリエクラージュ

takumi141.exblog.jp
ブログトップ
2016年 10月 09日

上田毅八郎 追悼展

私の心の師匠の追悼展を観に、
突然ながら静岡に向かう。

上田毅八郎氏は戦時中、
輸送船のべ26隻に乗り込み、
6度の沈没経験の中から生きのび、
右手の自由がなくなってしまった。

復員後は左手を鍛え上げ、昼間は看板業を、
また仕事を終えて、夜間は地元の田宮模型の依頼で、
箱絵を描き続けた。

子供のころ、模型はほとんど買えなかったけど、
知り合いの家のおもちゃ屋さんで、
その箱絵の船の描写や、波の立ち方に感動し、
穴があくくらい、何時間もその絵を観察してた。

実際に大和を見た人でないと、
写真でもほとんど残ってないので、
その本当の色が出せない。

隣で一緒に実物を見させてもらっているような、
そんな息吹が絵から伝わってくる。

d0208857_18262452.jpg

d0208857_18263248.jpg

[PR]

by takumi_sejima | 2016-10-09 18:26 | 展覧会


<< ゼロ戦のプロペラ      プレ・蔵と現代美術展2016 >>